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体のこと

2017.02.24 fri
その他

私は2013年にリウマチにかかりました。
リウマチって年配の女性がかかるのでは?とよく言われるけれど、今は30代の女性も珍しくはないです。

私はあるとき突然発症しました。
原因不明は不明。でも、おそらく職場のストレスだと思っているし、自分の性格的な問題でそうなったと思っています。

色んな職場で、なにか嫌なことが起きたら、それは自分の努力不足だと思いなさいと言われてきました。
そういう刷り込みみたいなものがあり、私は自分を責めて、自分に自信がない人になりました。

今は必ずしも自分に全て原因があるなんていうことはない。ということが、ようやくわかるようになりました。

でも当時は、理不尽な上司の下についてしまい、いつ怒られるのか、すべてのミスは自分のせいだと責めていました。

リウマチは自己免疫疾患といって、体の免疫が体にあるいいものを悪いものだとご認識して攻撃してしまう病気です。
いいものは関節の間にある滑膜というクッションのようなものなので、これがなくなっていくと、骨と骨がぶつかり変形していきます。

私は最初はただの関節痛かと思い、半年ほど間違った薬を飲んでいました。
もちろん痛くなった時点でリウマチの検査は行きました。しかし、その時リウマチ因子は結果に出ていなかったのです。

半年後、歩くのも難しくなり、寝ていても痛くて起きる。それでも満員電車に乗って通勤していました。
でもリウマチとわかって、専門医のところへ行ったら、仕事はやめなさいと言われ、退職することに。

とても会社に行けるような体ではなくなってしまったから。
夜も痛くて眠れず、またほぼ寝たきりとなってしまった。
お風呂に入るものの、自分の体を支える力が手首やひじの関節に負担となり、激痛が走って出られないという状態でした。

その時は母がサポートしてくれました。
あの時の感謝の気持ちはいまでも忘れないし、私も身近な人が病気になったら、それくらいのサポートはしたいと思っています。

今は10週に一度、生物学的製剤という点滴を打っています。
病の進行を遅らせ、痛みをとるものですが、なにも根本的な治療になっていないのです。

実は冬になり、かなり関節が腫れてしまいました。

いまは暫定店舗なので、営業のつどテーブルや碁盤を出さなければなりませんが、これがかなりの負担となってしまいました。
でもそれを知っているお客さんはいつも手伝ってくれます。感謝です。世の中はあたたかいものです。

 

リウマチは不治の病とされているので、一生付き合っていかなければならないかもしれません。人の数ほど原因があり、人の数ほど治し方がある。

 

私は私に合った方法で、寛解ではなく、完治を目指します。

ここにもこれからその記録をしていこうと思います。