しゃばけ
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
Pandoraです。
今日は私の愛読書「しゃばけ」について書いていきます。
しゃばけは畠中恵さんの著書で2001年にファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞した時代小説です。
私は時代小説はまったく読まなかったのですが、
この本を読んでから、時代小説にはまってしまいました。
また、著者の畠中恵さんの本も大好きになりました。
どのようなお話かと申しますと、時代はもちろん江戸時代。
主人公は若だんなと呼ばれている江戸の大店である廻船問屋の跡取り息子。
それだけ聞くと、お金持ちのお子様のお話かと思われるかと思いますが、
若だんなはとても体が弱く、しかし頭はきれるつわものです。
また、一つ変わったところといえば、妖(あやかし)つまり妖怪が見えるのです。
若だんなは生まれつき体が弱いため、周りにはなぜか妖がいて若だんなに遣え、守っています。
そのような不思議な力をもっているせいか、次から次へと怪奇事件が起きるのですが、
それが短編になってずっと続いています。
私がこの作品が大好きなのは、話がおもしろいし、その世界観が大好きだからなのですが、
もう一つ理由があります。
それは若だんなの趣味が囲碁というところにあるからです。
いまでこそ席亭をしておりますが、しゃばけシリーズを読み始めたときは、まったくもって囲碁のルールも知りませんでした。
しかし、若だんなや囲碁を打つ妖怪の描写があるたびに、囲碁をいつかはやってみたいなという気持ちでいました。
自分が思うよりも早くその願いは達成されたのですが、なかなか本を読む時間がなくなってしまいました。
先日ひさびさに第一巻のしゃばけを読んで改めて面白いと感じたので、
また少しずつ読み進めて、こちらのブログにも感想を書いていきたいと思います。
しゃばけ好きの方、時代小説が好きな方、畠中さんが好きな方はお店にいらしたときぜひお声がけください!
また、興味があるかたも遠慮なくお声がけください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆さまとお会いできる日を心待ちにしております。