初夏の級位認定大会
始めましての方もそうでない方もこんにちは。
Mayuです。
「私って2級なんだ!」
囲碁を始めて5年。
初めて自分の棋力に確認が持てました(笑)
2021年5月5日。
初めてお客様と認定大会に参加してきました。
というのも、認定大会はたいがいの場合土日に開催されることがほとんどなんです。
そのため、お客様と一緒に参加することができないのです。
しかし今回はGWの水曜日かつお店の定休日ということもあり、
はりきってお客様と参加してきました。
最近囲碁を全く打っていなかったので、私だけ2敗した場合は、
お客様に気まずい思いをさせてしまうので、先に帰る!と宣言していましたが、
幸い3勝1敗することができ、お客様も0勝の方はおらず、帰ることができました。
<戦いの記録>
●第一局 小学生
あまりにも早打ちで20分もかからずに対局がおわりました。
すべての対局において、天空のコスミという布石でチャレンジしましたが、
相手は初めて見る布石にとまどっているのを肌で感じました(笑)
この1局は男の子が布石におののいてしまい、
彼の碁を打てなかったので、私が自由に打ちまくって勝たせてもらいました。
「この布石みたことある?」
「見たことない。」
そういっていたので、自由に打つことだっていいんだよー。
と伝えられたのがよかったなと思います。
(変な人もいるもんだ。と思われたかもしれませんが)
せっかく打つならば、相手の記憶に残る一局を打ちたいものですね。
●第2局 唯一の負け 中年の方
めちゃくちゃ堅実そうな雰囲気の方。
序盤で自分の石がとられてしまい、そのまま完璧に打たれてしまって
どうにもならない状況に。
しかし、最後の悪あがきで「これはきっとセキになるぞ」というポイントがあったので、
そこにきりこんでいき、目標を達成することができました!
お相手の方は、セキを初めてみたそうで、
「ここはみなかったことにして・・・」と言って、
整地のときにその上に紙をおいていました^^;
もちろん審判長から「そこは数えなければいいだけなので、紙をのせる必要はないですよ」
と言っていました。
この段階で、ひだまりチームは全員1勝1敗!
いい感じの雰囲気でした^^
●第3局:年配の男性
今回唯一のハンデ戦で、3級のかたに白をもって挑みました。
普段時計を使っていないそうで、3手に1手は「時計をおしてもらえますか?」
と声をかけていました^^;。
その方は大きな陣地を2つ持っていたのですが、
それでもなお私の息が絶えそうな石を攻めてきたので、
逆に守りが弱くなり、最後に私にチャンスがまわってきて、6目半かつことができました。
最後は相手の方の時間切れだったのですが、
もうヨセであと2手で終わりくらいだったので、
最後まで打って整地しました。
その方の所作から、
日ごろ地域の公民館、もしくは碁会所に行っていることが想像できました。
石じゃらをよくしていたので、
石をにぎって考えなくなると、時計も押せるようになりますよ。
とアドバイスしましたが、完全に職業病ですね^^;
そして3局目で隣の席で対局していたのは、
ひだまりのお客さん vs. ひだまりのお客さん でした!
こんなに人数がいるのに、こんなことってある?!
どちらも頑張れー!という気持ちで応援しました。
すごかったのが、最後の10分くらいたくさんのギャラリーがお客様の対局を眺めていて、
こんなプレッシャーの中で打てる二人がかっこよかったです。
3局終わったときに、つかさ先生もかけつけてくれました!
なんかほっとした(笑)
●最終局 ライバルShoさん
最終局。まさかのひだまりのお客様と当たってしまいました!
同じ勝ち数、同じ級だったので、致し方ない。
Shoさんは、以前Youtubeの企画で「詰碁チャレンジ」をやっていたときに、
一番最初に伴走をしてくれたライバルです!
これは本気で挑まないと失礼だ!
と思って、本気で対局しました。
私の天空のコスミも何度か経験しているので、
Shoさんも変わった感じの布石で打ってきました。
こういう碁は本当にたのしい♪
それで、最終的になんとか頑張って勝たせていただきました。
Shoさん、ありがとう~
人もまばらになっていましたが、
最後にお客様と会話をして帰路につきました。
まとめ
「仲間がいるっていいね!」
私が今回、初めて級位認定大会にお客様と出てみた感想です。
一人でいらしている方もたくさんいらっしゃいました。
しかし、対局後にその情報を共有できる相手がいるのといないのとでは、
その日一日を楽しめたかどうかという気持ちが全く違うことに気が付きました。
「ひとりぼっち」
それは私は5年前の6月に、
一人で「勝負美人杯」という女性だけの大会に出たときの感想です。
昼の食事も一人で食べました。さみしかった。
しかし、5年後の今、
その時には出会ってなかった方と一緒に大会に参加しました。
そして、仲間が勝てば喜び、
仲間が負ければ一緒に悔しがることができました。
あの時、ひとり寂しい思いをしていなければ、
お客さんと一緒に大会に出れる喜びやありがたみを、
感じることはできなかったと思います。
そして、いまだにそういう人がいるんだろうなという想像もできました。
ひだまりはこれからもお客様と一緒に大会に出たり、
お店でも開催したり、
囲碁を通じたコミュニティ作りをしていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまとお会いできる日を心待ちにしております。
Mayu