陽の当たる教室No.85【失敗の耐性】
ご覧いただきありがとうございます。
陽の当たる教室のつかさ先生です。
囲碁をやると頭が良くなる。
これは、子ども教室をやっていると必ず言われる
一言です笑
結論から言うと
囲碁を続けられた子は失敗への耐性がつきます。
勉強とは関係ないのでは?
と思いますよね。
でも、この失敗への耐性は大人になるまでに
絶対に身につけるべき力です。
今は昔よりも上手くいかないという場面に
出会う機会が減っています。
昔は、1人でいるとやれることが限られていたり
時間を潰す方法を自分で考えて過ごさないと
いけないことが多くありました。
ですが、今はiPadやスマホで簡単に
どこでもYouTubeやゲームができるようになりました。
隙間時間に動画を見たりゲームをするのは
今や未就学児の子どもでも当たり前の行為になっています。
しかも、YouTubeやスマホのゲームはうまくできています。
楽しいシーンだけを切り取ってCMなんてせいぜい数秒〜1分程度
ゲームも難しいことはせずに適度にやるとクリアできるものが多く
やり始めたら止まらなくなるように設計してあります。
つまり、手持ち無沙汰になる瞬間や
失敗を繰り返してしまうような状況から遠ざかっているのです。
失敗の経験が少ないと失敗した時に
立ち上がるまでの時間が多くなります。
失敗して気持ちが折れても、また元の形に戻って
挑戦を続ける力を「レジリエンス」とも呼びます。
レジリエンスをつけるためには
何度も失敗を繰り返し、その度に挑戦する
経験が必要です。
その面では、囲碁はとても良いツールです。
スポーツも良いですが、スポーツは年齢・体格差が
モロに出てしまいます。
3月生まれの子と4月生まれの子だと、ほぼ1歳年が違います。
そうなるとどうしても対等な条件にすることが難しくなります。
囲碁では、体格や年齢差は関係ありません。
未就学児で小学生よりも上手な子はいますし
20以上、時には80以上年が離れている人とも
対戦することができます。
失敗の経験や、さまざまな年齢層と打つことによって
成長しやすい環境ができている。
だから頭が良くなるとも言えるのかもしれません。
陽の当たる教室では最年少3歳〜高校生まで在籍しています。
もし、少しでも興味のある方はお気軽に見学に来ていただければと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様とお会いできる日を心待ちにしております。
つかさ先生