ヒミツの碁~囲碁人狼の会~レポート
はじめましての方もそうでない方もこんにちは。
Mayuです。
5月13日(金)はヒミツの碁という、
囲碁に人狼というゲームの要素を持たせて、
新しい楽しみ方ができないか?ということでテストプレイを行いました!
今回お声がけしたのは4人。
残念ながら1名様は都合が悪くなってしまったのですが、
初めてひだまりに来てくれたお客さまにもご参加いただき、
わたしとスタッフのまるちゃんも参加して行いました。
結果としては、、、めちゃくちゃおもしろかった!
お客さまから都度フィードバックも頂き、
3局目にはかなり洗練された遊び方になったと思います。
具体的にどのようなゲームかと言うと
3対3の連碁を打つのですが、その中に一人ジョーカーが混じっています。
(こちらはトランプを引いてきめる)
ジョーカーはミッションが2つ。
1.誰にもばれずに打ち切ること
2.自分のチームを勝たせないように打つこと
ゲームマスターと呼ばれる進行役が
ジョーカーが誰かを確認し、そこからゲームをはじめます。
時間がかかりすぎるため、今回は19路盤ではなく13路盤で対局しました。
ジョーカー以外のひとたちは、犯人が誰かをあてるという遊びです。
1局目は推理タイムを設けずに、ただ対局。
あからさまに不思議な手を打ったので、こちらはすぐに犯人が誰かわかってしまいました。
次にテストしたルールは人狼に基づいたもの。
5分ごとにゲームを中断し、
そこで誰がジョーカーかを皆で推理します。
多数決で最も多かった容疑者が追放となりますが、
もし重なった場合は、名指しした人がなぜ怪しいと思ったか?を伝えて、
その後容疑者はなぜその手をうったのか?ということを説明します。
弁明を聞いてから再度犯人を決めます。
犯人がジョーカーであれば対局は終了。
ジョーカーでなければ、対局を再開します。
再開した場合は人数が少なくなりますが、そのまま続行します。
そして5分ごとに対局を止めて、犯人を推理する。ということを繰り返すというものです。
※文章で表現するのは難しいですね。。
実際に色んなルールを適用してやってみたのですが、
文章を読んで難しいと感じるものの、
やってみると非常に簡単でおもしろかったです。
また囲碁の勉強にもなると思ったポイントが3つありました。
1.一手一手に対して意味を考えて対局する
誰がジョーカーかわからないので、
自分なりに怪しいと思う手を見つけなければなりません。
その時に仮説検証して本来こう打つのではないか?という推測をします。
自分が犯人と言われる場合もあり、
皆の前で5分ごとに自分の手に対して話すので意味を持った手を打つ意識が生まれると思いました。
2.ヨセが上達する
3局中2局が、グループの中でも強い人が犯人となりました。
その時に、あからさまな手を打つとばれてしまうので、
ヨセで小さいところを打っていたという発言をしていました。
気付かれなさそうなところで調整するという意味では、
ヨセの読みが必要になるので、ヨセへの意識が強化されると感じました。
3.愚形に敏感になる
愚形をうつことで怪しさが増します。
なので、そういう形を打たないように気を付けるので、
こちらも形への感覚をより一層重要視しました。
ほかにも、シチョウ、コウがおもしろかったり、
やってみると、やる前にはわからなかった発見がたくさんあり
非常に楽しめました。
課題としては、
高段者がどうしても有利になってしまうということ。
実際にイベントでやるときは、
1日使ってヒミツの碁の会を開催し、
対局ごとにポイント制にして個人戦で優勝者を決めるというスタンスがよいのかな?とも思いました。
今回はテストプレイでしたが、
とってもおもしろかったので、
定期的に夜囲碁で開催していきますのでお楽しみに!
今回こちらのアイデアをだしてくれたIGOホールディングスの井桁さんには心から感謝です。ありがとう!
囲碁コンテンツを考える会をやって出たアイデアから
こうして形になるって楽しいですね。
囲碁は囲碁そのもののゲームがとても面白いと思います。
でもこうやって新しい楽しみ方を作っていってもいいんじゃないかなと思いました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆さまとお会いできる日を心待ちにしております。
Mayu