塞翁が馬
ブログを書く習慣がないため、日にちが空いてしまいました。
週に何回かは書いて、この先お店を始める人のためにも継続していきます。
この20日間で色々なことがありました。
とある駅から徒歩10秒のところで3Fエレベーターなし。
しかし、スケルトンで広くて家賃が安いところがありました。
即決し、保証会社の審査も通り、通帳のコピーまで提出しましたが、
審査が下りた翌日に、大家さんから不動産会社宛に「貸さない」という旨を伝えられました。
内装業者の内見もきめており、いろいろな準備も進んでいる中でのこの返事にびっくり。
理由は私の収入、保証人、保証会社の家賃保証が6カ月というのが心配だということでした。
私の信頼できる不動産会社が、それならばと48カ月保証の会社にしますと返事を返してくれたものの、大家さんが首をたてにふることはありませんでした。
がっかり。モチベーションも下がります。
その時、いつもお世話になっている方からこのような言葉を頂戴しました。
「塞翁が馬」です。
意味を知らなかったので辞書でひいてみると、このような記載があります。
国境の近くにあった塞(とりで)の近くに住んでいた翁(老人)は、何よりも自分の馬をかわいがっていた。その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬だったが、ある日突然、蜂に刺された拍子に飛び出してしまう。一向に帰ってこない馬の様子に、周りからは翁に同情するほどだったが、翁は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」とだけ言って、我慢強く待ち続けた。すると、どうだろうか。しばらくして、その馬が別の白い馬を連れ帰ってきたのだ。しかも、その白馬も負けず劣らずの優駿で、周りの者は口々に何と幸運なことかと囃し立てたが、翁は「これがきっかけで、別の悪いことが起こるかもしれない」と自分を戒め、決して喜ばなかった。
それから、かわいがっていた息子がその白馬から落ちて、片足を挫いてしまった。周りはまた同じように慰めの言葉を掛けたが、翁はまた同様に「いいことの前兆かも知れない」と告げる。それからしばらくして、隣国との戦争が勃発した。若い男は皆、戦争に駆り出されて戦死した。しかし息子は怪我していたため、徴兵されず命拾いした。そして、戦争も終わり、翁は息子たちと一緒に末永く幸せに暮らしたという。
このことから、人間、良いこともあれば悪いこともあるというたとえとなり、だから、あまり不幸にくよくよするな、とか幸せに浮かれるなという教訓として生かされる言葉になり、人間万事塞翁が馬などと使われる。wikiより。
なるほどと思いました。
こういう言葉は知りませんでしたが、私は、このように考えています。
「今の自分にとって”不都合”なだけで、将来の私から見たらそれが”必要だった”と思える」
私は高校を中退しています。もしあのまま通っていたら、、、と思わなくもないのですが、それで結果大検を取得し、学歴なんて関係なく、社会ではちゃんと働く人が評価されるのだということを学ぶことができました。
なので、今回の物件に落ちてしまったことはよかったと思います。
後日談ですが、内装を見に行く予定だった内装業者さんはその物件に行ったことがあるらしく、あそこは排水が悪いから1000万くらいかかるよ。と言われました。
あぁ、よかった。
これからもめげずに物件を探します。必ず私にあったところが見つかるはず!