【想い出4】こども食堂
始めましての方もそうでない方もこんにちは。
Mayuです。
今回は2年3カ月?続いた「こども食堂」についてです。
コロナが始まる2020年1月まで、
ひだまりでは月に一回「こども食堂」を開催しておりました。
これは地域貢献で始めたことでした。
始めたきっかけ
始めたきっかけは、
お店に来てくれた10歳の子が「朝から晩までお父さんとお母さんがいない」
という一言からでした。
私の時代と現代では、こどもの数は違います。
でも、私は10歳の子が朝から晩まで家で一人でいることが
当たり前のことだとはとても思えませんでした。
「この子のために何ができるかな?」
その子は地元の小学校には通っていなかったので、
地元の友達は多い方ではありませんでした。
そうなったときに、
大人になり自分が生まれ育った場所に対して
「ここは淋しい場所だったな。」
そんな記憶を残してほしくないと思いました。
せめて月に1回でも、
ひだまりで気軽に食事をできる機会があれば、
楽しかったという思い出を作ることができるかもしれない。
また、ひだまりを作るときに決めたことのひとつがありました。
「地域の人がひだまりがあって、この街に住んでよかったな」
そんな風に言ってもらえるお店を目指そうと決めていました。
なぜならば、ひだまりがある場所は私の地元であり、
私の家業が長年受け継がれた場所でもあります。
繁華街のように、
がやがやした場所であれば、そんなことは思いませんでした。
しかし縁があって出したこの場所では、
地域貢献がしたいと思ったのです。
それで色々と調べた結果「こども食堂」というものの存在をしりました。
やったことがないので、
練馬で開催しているこども食堂にお邪魔し、見学をさせてもらいました。
実は、大田区にある「だんだん」という八百屋さんのような
コミュニティスペースのようなところが発祥だったのですが、
そのことを知るのは、ずっとずっと後のことでした。
それで、なんとなくやりかたはわかったので、
まず試しに一度開催してみました。
その時は、商店街の人に初めて協力していただき、
色んなお店にチラシを貼ってもらうことができました。
1回目にして20名くらいの方があつまってくれて大成功!
夜囲碁のアレックスも手伝ってくれました。
ボランティアの方も来てくれて、最初から幸先の良いスタートがきれたと思います。
その後、大田区の社会福祉協議会というところとのつながりができ、
他のこども食堂の方と話をしたり、
区でわずかながらの女性をしてもらうことを知ったり、
近所の方から大量のお米や食材の寄付などをいただきました。
こども食堂自体は「経済的や心理的につらい思いをしている子がごはんを食べられる場所」
という世の中の認識です。
今は私が始めた頃とことなり、
結構な額の助成金がでるそうです。
残念なことに、「こども食堂やっていると言えば体がいい」
そんな理由だったり、助成金ありきではじめられる方も多いそうです。
私自身はどのような利用をされてもいいと思っていましたが、
このような地域貢献をひだまりでできたことは、
私にとって大きな経験となりました。
約2年半、たくさんの方が「上池台こども食堂」を支援してくれました。
また、終わってからも、
シェアハウスの方と大学生をお繋ぎすることができ、
その大学生がやっているこども食堂はいまでも継続しているようで、
ひだまりでやってた意味があったなと今は思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
また次回の投稿でお会いしましょう。
Mayu